久しぶりにアマプラで映画を見ました。
いわゆるビデオテープ、VHSを作ったビクターのエンジニアたちの、事実をもとにしたドラマです。
雑感想
エンジニアたちの血と涙と心がひとつの製品となることの素晴らしさ。ただ作るだけではない、いくつもの困難を乗り越えて目的を達成することの尊さ。
そういう物語としての面白さももちろん良かったのですが、それ以上に組織を、ひとをまとめるということがどういうことなのか、とても考えさせられました。ナレッジマネジメントっていうんですかね。
仕事でも私生活でも組織を統率して何か大きなものを生み出すようなことはしていないですが、学生の時に見ても同じ感情にはなれなかった気がします。
たいへん面白い映画でした。
モノづくりについて
製品を一つ世に出すということを考えたときに。
VHSのようなゼロからの創造ではないにしても、そこには目指す目標と課題があったはずです。そして必ずその課題をどう実現するか考えた技術者がいて、その人たちの考えが形になったものが製品になっているはずです。
このサイトで取り上げているイヤホンたちもそうです。聴かせたい音を実現するために人生の貴重な時間を使った人たちがきっといます。
もちろん世のなか、適当に作られた製品がないわけではないでしょう。売れればいいやと粗悪なものを売りつけて終わるような商売をしている人もいるでしょう。
ですがわたしは、本気でモノづくりに人生を懸けているひともちゃんといるのだ、ということを信じたいです。忘れたくないです。
わたしが自身の書いたものをレビューと言わずインプレと言い続けるのは、そういうエンジニアへの敬意からです。誰かが人生を懸けて生み出したものを「評価」するなんてとてもできません。どう聴こえたかを真摯につづって、感想を書かせていただいています。
イヤホンを手に取って実際に音楽を流したときに、そういう作り手の想いに心を馳せるというのは、もう少しメジャーな楽しみかたになってもいいのではないでしょうか。
今回の映画に限った話ではなく、そもそもモノづくりに命を懸ける人たちの話がとてもすきです。
かつて放送されていたNHK プロジェクトXという番組。モノづくりや困難な課題に挑んだ偉大な先人たちを取り上げるドキュメンタリーでした。今回の映画のモデルになったビクターのVHS誕生の回と、富士通のコンピュータ開発の回が特に好きでした。あとパイオニアのカーナビの回も。
わたしのエンジニアに対する敬意のようなものは、子供の頃にこの番組を見たことによって形成されたのだと思います。
ビクターについて
電機・オーディオメーカーとしてみたときのビクターの職人気質なキャラクターがとても好きです。
はるか昔にはじめて買ったイヤホンもビクターだったし、いまのメインスピーカーもサブスピーカーもビクターです。
偏屈なオタクなのでこういうメーカーを自然と好むようになるのは必然だったのかも?知らんけど。
ソニーみたいなインテリクリエイター(超偏見)メーカーはなんとなく空気感がニガテです。でもこれはどちらかというと同族嫌悪。
しょうもない好みの語りを繰り出すようになったら記事もネタ切れの証拠ですね。
お目汚し失礼しました。ではまた。
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